shadow/man/ja/gpasswd.1

86 lines
2.1 KiB
Groff

.\" Copyright 1996, Rafal Maszkowski, rzm@pdi.net
.\" All rights reserved. You can redistribute this man page and/or
.\" modify it under the terms of the GNU General Public License as
.\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of the
.\" License, or (at your option) any later version.
.\"
.\" $Id: gpasswd.1,v 1.2 2001/11/16 17:01:32 ankry Exp $
.\"
.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Kazuyoshi Furutaka
.\" all rights reserved.
.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997
.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp>
.\"
.TH GPASSWD 1
.SH NAME
gpasswd \- /etc/groupファイルを管理する
.br
.SH 書式
.B gpasswd \fIgroup\fR
.br
.B gpasswd
.B -a
\fIuser\fR \fIgroup\fR
.br
.B gpasswd
.B -d
\fIuser\fR \fIgroup\fR
.br
.B gpasswd
.B -R
\fIgroup\fR
.br
.B gpasswd
.B -r
\fIgroup\fR
.br
.B gpasswd
.RB [ -A
\fIuser\fR,...]
.RB [ -M
\fIuser\fR,...]
\fIgruop\fR
.br
.SH 説明
.B gpasswd
は/etc/groupファイル
(及び、SHADOWGRPを定義してコンパイルした時は/etc/gshadowファイル)
を管理するのに用いられる。
各グループに管理者を置き、メンバー及びパスワードを設定することが出来る。
システム管理者は、
\fB-A\fRオプションを使ってグループ管理者(複数でも可)を定義することや
\fB-M\fRオプションを使ってメンバーを定義することができ、
各グループの管理者及びメンバーと同等の特権を持っている。
.PP
グループ管理者は、それぞれ\fB-a\fR及び\fB-d\fRオプションを用いて
ユーザを追加したり削除することが出来る。
管理者は\fB-r\fRオプションを用いてグループパスワードを削除する事が出来る。
パスワードが設定されていない時は、
グループのメンバーのみが
.B newgrp(1)
を用いてグループの一員となることが出来る。
オプション\fB-R\fRを指定した場合は、
.I newgrp(1)
コマンドを用いたグループへのアクセスを出来なくする。
.PP
グループの管理者がグループ名のみを指定して
.B gpasswd
コマンドを実行した場合は
パスワードの入力を求められる。
パスワードが設定されている場合でも、
メンバーはパスワードなしで
.B newgrp(1)
コマンドを用いることが出来るが、
メンバーでない人はパスワードを入力しなくてはならない。
.SH ファイル
/etc/group \- グループ情報
.br
/etc/gshadow \- shadowしたグループ情報
.SH 関連項目
.BR newgrp (1),
.BR groupadd (8),
.BR groupdel (8),
.BR groupmod (8),
.BR grpck (8)